【雑記】若者後期のひとりごと


私は「若者後期」くらいの年齢です。もう学生ではなくて、社会に出てそこそこ働いたくらい。ただ、「若者前期」の学生たちとは世代が違うなと思った出来事があるので、今日はその話。

ひとつめ。とあるクイズ動画で、10人の名門中高生が誰も『しゃばけ』を知らなかったシーンがありました。『しゃばけ』といえば、畠中恵さんの代表作。私も高校生くらいの頃、夢中になって読みました(ちなみに仁吉が好きです

イマドキの中高生、それも名門校で知識のある学生なのに『しゃばけ』シリーズを知らないのか。びっくりして、なぜかなと考えてみると、『しゃばけ』シリーズの1巻は2001年12月21日発売だそうです。中高生、まだ生まれてない……。

ふたつめ。小学校で担任をしていたとき、「今日は3月9日だね。レミオロメンの日」と言って無反応だったことがありました。「先生、何それ?」「3月9日っていう歌だよ」「知らない」「レミオロメンは?」「知らなーい」って。

びっくりして調べてみると、レミオロメンの3月9日は2004年3月9日発売でした。小学生、生まれているわけがない……。

中高生にとっての『しゃばけ』は、私たちにとって坂の上の雲』くらい昔のもので、小学生にとっての「3月9日」は、私たちにとっての「いとしのエリー」なのかな。そう思うと、なんともいえない気持ちになりました。


ジェネレーション きみにはきみの青春がありそれぞれが口ずさむ歌(逢)